キッチンのリフォーム

キッチン

キッチンリフォームは奥様の使い勝手を考えて

毎日使うキッチンは、奥様のお城。
「物があふれていて調理しにくい」「料理中はテレビや家族の会話に混じれなくてつまらない」
なんて不満を抱えるキッチンでは、楽しく料理できませんよね?
あなたはご自分のキッチンに対して今どんなご不満がありますか?
その不満、ぜひキッチンリフォームで解決しましょう!

レイアウト
まずはじめにどんなレイアウトやカタチにしたいかを考えてみましょう。
キッチンのレイアウトやカタチを決めるには、基本的なイメージをしっかり持つことが大切です。
まずは間取りやライフスタイル、調理中のことを考えてみましょう。

暮らしのシーンを考える

img_A101002001_01独立キッチン (K)

調理の様子やニオイ、音などがダイニングに伝わりにくく、調理に専念できます。
調理中も家族といっしょ

 

img_A101002001_02ダイニングキッチン (DK)

調理中も家族との会話を楽しみたい方に。配膳作業も合理的に行えます。
キッチンが暮らしの中心

 

img_A101002001_03

リビングダイニングキッチン (LDK)

コミュニケーションを重視するオープン対面キッチンにおすすめの空間です。

 

 

調理のシーンを考える

ref3

 

壁付キッチン

作業に集中しやすく、スペース効率もいいキッチンです。

 

対面キッチン・カウンターキッチン

造作壁と組み合わせた対面式。ダイニングとの間を適度に仕切って、調理ができます。


オープン対面キッチン

(ペニンシュラ/アイランド型)

吊戸棚のないオープンスタイル。ダイニングやリビングと一体感のある空間をつくれます。

 

調理のためのスペースを考える

img_A101002001_07調理作業とスペース
キッチンワークを振り返ると、その場所で使う道具や必要なスペースが見えてきます。中でも重要なのが調理スペース。食材やまな板、ボウルなど、必要な調理道具がしっかり置ける広さをキープしたいですね。

 

img_A101002001_08ワークトライアングルで考えましょう
シンク、コンロ、冷蔵庫の3点を結ぶ動線をワークトライアングルと呼びます。この中をスムースに行き来できることがポイントです。それぞれの場所に2~3歩で移動できるのがベスト!それぞれの間隔が長すぎるとムダな動作が多くなり、短すぎると収納や調理スペースが不足しがち。3辺の合計を360~600cmの間にすると、バランスのよいキッチンになります。

全体のトライアングルも大切です

img_A101002001_09食器や食材をしまう収納ユニット、ダイニングテーブルとの動線もスムースになるように確認しておきたいところです。

 

 

img_A101002001_10キッチンへの通路幅を確認

キッチンの作業スペースへの行き来に、ストレスのない広さが必要。キッチンの間口サイズにも関係して来るので、しっかり配慮したいところです。
img_A101002001_11

 

 

 

キッチンに立つ人数もポイントに

作業スペースは、引出しを開けた時や作業をする人数も考えて、動きやすい広さを確保したいですね。キッチン本体や収納ユニットの奥行きも加味して考えましょう。

 

商品選び
間取りやレイアウトを決めたら次は商品選びです。

システムキッチンにはどのような特徴があるのでしょうか。組合せ方や、選べる内容がわかると、自分自身にフィットした使いやすさが見えてきます。

システムキッチン

ワークトップ、キャビネット、機器などのパーツを、ご要望に合わせて1つ1つ組み合わせてつくるのがシステムキッチンです。img_A101002002_15

高さ選びは大切です

身体に合わない高さは、疲労の原因にもなりかねません。自分に合った高さのものを選びましょう。

カウンターが高すぎる
img_A101002002_01img_A101002002_02

 

 

 

 

 

 

カウンターの高さがピッタリ!
img_A101002002_03

 

 

 

 

 

img_A101002002_04

たとえば、身長160cmの方だと、160cm÷2+5cm=85cmになります。

収納はキッチン全体の使いやすさにも通じます

料理で使う道具をしまう収納ですから、取り出しやすさと収納量は、キッチンの使いやすさと密接な関係にあります。「使う場所の近くに取り出しやすく」を基本に、しまいたいものに合わせてキャビネットを選びましょう。

img_A101002002_05

 

加熱機器用キャビネット(間口90~60cm)

鍋やフライパンなど火にかけて使う調理器具やオイル、調味料などを収納。

※間口45cmのキャビネット単体では設置できません。調理台用キャビネットが必要となります。

調理台用キャビネット(間口90~15cm)

調味料類や小物類、乾物などを収納。シンクやコンロ脇にも設置できます。

食器洗い乾燥機用キャビネット(間口90~45cm)

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機を設置するキャビネットです。

シンク用キャビネット(間口105~75cm)

ボウルなどシンクで使うものや、包丁など下ごしらえで使うものを収納。

img_A101002002_30事前に、お使いの調理道具のサイズと量をチェックしましょう

キャビネットを決める前に、お使いの道具が実際に入るかどうか、きちんとチェックしておきましょう。

img_A101002002_31

 

区切って整理すれば、もっと使いやすく

収納サポートパーツ(オプション)などを利用することで、引出し内のスペースが有効に使えて、取り出しやすさが向上します。

シンク選びは材質もポイント

サイズや種類もある、定番のステンレスとカラフルで人気上昇中の人造大理石。それぞれ特性があるので、機能性とデザイン性の面から比べましょう。

※シリーズによっては、ステンレスシンクのみの対応になります。

img_a101002003_01ステンレスシンク
耐熱性、耐久性、耐摩耗性に優れた素材。キズと汚れの両方に強い高機能タイプも登場。

 

 

 

 

 

 

img_a101002003_02

人造大理石シンク
扉などとカラーコーディネートできるのが魅力。お手入れのしやすさにも配慮されています。

 

 

 

 

 

 

キャビネットの組合せ

使用する道具の数やサイズ、使用頻度を考えて、使いやすいキャビネットをお選びください。
img_A101002002_19img_A101002002_20img_A101002002_21

お好みでキャビネットの構成を変更

調理台用キャビネットをシンクやコンロの横に設置して、標準の位置から移動することもできます。

 

 

アイレベルが使いやすいと、キッチンの使いやすさがグンとアップします

調理の作業中、自然と目に入ってすぐ手が届く場所、そこがアイレベルです。そんなキッチンで一番使いやすいアイレベルを、有効に使いこなせるアイデア機能が揃っています。
img_A101002002_10

1. 出し入れがスムース!

よく使うものが目の前に揃っているから、必要な時すぐ取り出せて、使い終わったらそのまま戻せます。

2. 後から使うものは仮置きスペースに!

カウンターが作業のためだけに使えるから、調理途中にものを出し入れしたり、スペースをつくる手間が省けます。

3. スペースを立体的に使える!

いままで横に動いた作業が、縦の動作でできるから、あちこち歩き回らなくてもスイスイ作業が進みます。

4. スッキリ隠せる!

使った後キャビネットの中に隠せて、普段はスッキリ片づいたキッチンになる、アイレベル機能付きのキャビネットがおすすめです。

多彩なアイレベル機能付ウォールキャビネット

使用する道具の数やサイズ、使用頻度を考えて、使いやすいキャビネットをお選びください。

img_A101002002_11クイックポケット

よく使う調味料やキッチンペーパー、ラップ類などの収納に便利。

 

 

img_A101002002_12クイックパレット

後から使う食材や調理道具の仮置きに。下段は水切りもできます。

 

 

img_A101002002_13オートダウンウォール

スイッチバーを押すと自動で昇降。収納棚と水切棚が選べます。

 

 

img_A101002002_14ライトスルーウォール

手の届きやすいロングサイズ。オプションで便利な機能が追加できます。

 

 

キッチンを使用する上で機能性が気になる機器類。調理作業での使いやすさはもちろん、清掃性やデザインなどをトータルに選んでいきましょう。

加熱機器

使い慣れた調理感覚で人気が根強いガスコンロと火を使わない安心感で人気上昇中のIHヒーター。どちらも機能やデザインが進化しています。それぞれの長所・短所をおさえて、ご自分に合った方式を選びましょう。

ガスコンロ

img_a101002003_14■選ばれているポイント

  • 火加減が炎を見てわかる
  • 鍋などの材質やカタチを選ばない
  • 長年使い慣れていて安心
  • 鍋を振って調理できる

■こんなタイプも登場

  • お掃除がラクなガラストップ&汁受けレスデザイン
  • 全口に安全センサーを採用

 

IHヒーター

img_a101002003_15■選ばれているポイント

  • 火を使わないから安心
  • お掃除が簡単そう
  • 調理中、部屋があまり暑くならない
  • 熱効率が高く湯沸かしが早い

■こんなタイプも登場

  • 左右ですべての金属鍋が使えるダブルオールメタルIH
  • 鍋振りができるIH

 

レンジフード

レンジフードは、キッチンの配置によって選べるタイプが変わります。キッチンのレイアウトを決めてから、機種を絞り込みましょう。

img_a101002003_16壁付型

壁付I型・L型とセンターキッチンL型に。キッチン背面の壁に設置します。

 

 

 

 

img_a101002003_17天吊型

アイランド型、ペニンシュラI型のオープン対面キッチンで天井から吊り下げます。

 

 

 

 

img_a101002003_19

キッチンで一番汚れが気になる場所だから、お掃除のしやすいタイプを揃えています。
LIXILの「よごれんフード」は、技術の力でお手入れをラクにします。

 

 

 

■オイルスマッシャー機構がフード内部への油の浸入をブロック。

img_a101002003_20吸い込んだ油煙をファンの手前で空気と油に分離。フード内部には油がほとんど浸入しないからお掃除が簡単です。

 

 

 

カラー選択の考え方

扉やワークトップを選ぶ際のポイントは、収納や機器などこだわりたい部分と予算のバランス(配分)です。 優先順位をしっかり付けて、じっくり選びましょう。

img_a101002004_01色合いの違いや組合せによって、空間のイメージはがらりと変わります。「配色の基本」と「ツートンでコーディネート」を参考に、キッチンのカラーコーディネートを考えてみましょう。img_a101002004_02

配色の基本

img_a101002004_04薄い色は濃い色より遠くにあるように感じられます。空間を広く見せたい時は淡色の扉がおすすめ。

 

 

img_a101002004_03濃い色は同じ距離から見ると薄い色より近くに感じられるため、遠近感を強調した空間がつくれます。

 

 

img_a101002004_05ツートンでコーディネート

キッチンの上下で色を分けて

上下にコントラストをつけることで空間的な広がりを強調。開放的な印象の空間に。

 

img_a101002004_06

キッチンとダイニングで色を分けて

壁面によって配色や色の濃淡を変えることで、立体感のある空間が生まれます。

 

おすすめコーディネート

img_a101002004_08同色系コーディネート

シンクとコンロに対して、扉と同色系でコーディネート

 

 

img_a101002004_09アクセントコーディネート

シンクとコンロをアクセントとしてホワイト系の扉にコーディネート

 

 

img_a101002004_10馴染ませコーディネート

シンクとコンロを扉やトップと馴染ませたコーディネート
システムキッチンのパーツの組み合わせは千差万別!
一つ一つ選ぶことが大好きな人は コツコツと、面倒だという人は好みのモデルスタイルをチョイスして、オリジナルのキッチンリフォームをおこないましょう!

関連記事

ページ上部へ戻る