兵庫県淡路市で起きた阪神淡路大震災、そして記憶に新しい、2011年3月に起きた東日本大震災。
地震はいつどこでおきるか、私達には予測ができません。大切なご家族を守るためにも、
家自体に地震のそなえをしておきたいものです。
そこで必要となるのが耐震補強です。
******こんな家に住んでいませんか?**********
1981年以前に作られた家
→建築基準法が改正された1981年以前の家にお住まいの方は、建物の建築基準が今の
基準に満たしていない可能性が高く、地震での倒壊のおそれがあります。
建物の凹凸が多く、複雑なかたちの家
→1階部分の大部分をガレージが閉めるなど、構造が複雑な家は壁の占める割合が低くなり、
強度が弱まります。
窓が多く壁の面積が狭い家
→窓が多い家は壁の面積が狭くなり、柱や筋交いがその分少なくなるので、
その分強度が弱くなります。
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耐震補強の大切さはわかったけど、耐震補強って家を空けなきゃいけなくて
面倒だし、余分な工事もすすめられそう…とお思いの方
当社では、お施主様が家で生活しながらできる外付け補強のプランがございます。
また、一部屋ずつの作業で工事している部屋以外は通常通り生活できる方法など、
お客様の負担にならないような工事をおこなっていきますので、安心してご相談ください。
部分的な補強だけで大丈夫なの…?と不安な方
当社では耐震診断をおこなってからの工事となりますのでご安心ください。
専門スタッフが現地調査をおこない、耐震補強が必要だと判断した部分についての工事と
なりますので、わずかの補強に見えても十分な耐震性のある家に生まれ変わります。
2種類の耐震補強
当社では地震の倒壊を防ぐ耐震工事と、
地震の揺れを軽減する制震工事の二つの工事があります。
耐震工事
耐震工事とは、強化された建物の構造部材により地震に抵抗しようとする工事です。
筋 かいや構造用合板を建築基準法が定める壁量より増やしたり、
「GDアンカー」や「GD ブレース」などを設置することで建物の構造自体を強化し、
地震に耐える住まいを作ります。
主に倒壊を防ぐための補強工事で、地震の揺れについてはあまり軽減されません。
制震工事
制震工事とは、建物の内部に設置された建物の構造部材により建物の揺れを吸収しようとする工事です。
よく使われるのはダンパーとよばれる装置ですが、現在も次々い装置が開発されており、
設置する場所や求める効果、価格によってさまざまなものがあります。
制震効果によって揺れが軽減されるので家具の転倒防止に役立ちます。
耐震補強はまず耐震工事をおこなってからのプラス工事として制震工事をおこなうと、
地震での倒壊をより防ぐことができます。
屋根
重い屋根から軽い屋根に変えるとメリットがあります。たとえば重い瓦屋根から軽い屋根に変えることは、地震発生時の揺れを少なくする効果があります。軽い屋根にしたことで建物が軽量化し、重心が低下したことで揺れが少なくなるそうです。建物も年を取ったら耐久性が低くなります。建物の負担を減らし、耐久性の低下を防ぐことが、地震で倒壊しない強い家を保つコツです。
塗装
塗装と耐震…まったくの無関係かと思いきや、実は共通するところがあります。
それは建物の耐久性を保つものであるというところ。
たとえば、外壁の塗装の部分にひびが入っていたら…
→雨水の進入が家の構造に影響し、耐久性が悪くなるおそれがあります。
塗装には、美観を向上することや家のイメージの一新するだけではなく、
大切な住まいの耐久性を強化する働きがあります。
使用塗料の選択によって、今の性能に防汚染、防カビ、防菌、防水、防露、断熱、遮熱、
防音、そして消臭などの新たな機能を付加することができるなど、機能をUPすることが可能です。
紫外線や風雨にさらされて厳しい環境にある外壁や屋根は、少しずつ劣化していきます。
これらを定期的にメンテナンスせず大丈夫だからとほっておくと、
修繕に大幅なコストがかかる恐れがあります。
早めの処置(塗り替え)をほどこすことが家を長持ちさせる上でとても重要です。
塗り替えの目安は次のとおりですので、こんな症状が見られたらすぐにご相談ください。
塗り替え目安となる症状
1. 艶が落ちてくる
2. 色あせする
3. 白く粉が吹いた状態で手で触ると白くなる(チョーキング現象)
4. ひび割れ(クラック現象)やコケが生えてくる
5. 塗装が剥がれてくる
今現在塗ってある塗料によっても、上から塗装する塗料によって不具合を引き起こして
しまうこともあるので、下塗りと相性の良い塗料を選ばなければ、性能を維持することが
できません。
当社はスタッフが現地調査してから、お見積りいたします。
ご納得いただいてから工事に取り掛かりますので、ご安心してお任せください。
耐震工事の補助金制度
静岡県には、耐震工事をおこなうと助成として補助金が支払われる制度があります。
その内容は、昭和56年5月31日以前の基準で建築された木造住宅で、耐震診断の
結果で総合評点1.0未満と判定された木造住宅を1.0以上かつ0.3以上あげる補強
工事をする場合に限り1棟30万円助成するというものです。
65歳以上の方のみの世帯や障害者・要介護者等が同居する世帯には、さらに20万円の
上のせ助成があります。
※市により補助金など異なります。
藤枝市にも補助金制度があり、県と併用するとプラス10万円助成金がもらえます。
詳しくは県や市のHPなどでご覧ください。